トンネル換気の新しい提案スマートな換気制御を目指して

トンネル換気火災時安全避難診断

日本国内に数百本ある1000m以上の対面通行トンネルは、その多くが「縦流換気方式」を採用しています。
トンネル内で火災が発生した場合、熱、煙は拡散しつつ縦流風によって風下へ流れます。
  事故や火災発生により滞留する車両の乗客(利用者)は、出口抗口または避難口に向かって本坑を徒歩で避難することになりますが、
この時の避難速度は、約1.0m/s(想定する利用者によって異なります)。
これに対し、縦流風速および熱煙の移流拡散速度は、通常毎秒数メートルであり、利用者の避難速度より大きくなります。
利用者が安全に避難連絡口に到達するための避難環境を確保することを目的として、火災時に縦流風速を零とする「風速零化制御」について、詳しく説明します。

風速零化制御での熱・煙の拡散と利用者避難の関係



ここでは、火災時の安全性向上原理を時間軸に沿って説明します。

火災発生〜60秒⇒
トンネル内で火災事故発生。利用者は避難口へ向かって避難を開始します。
この時の避難測度は約1.0m/s。熱煙の移流拡散速度は毎秒数メートル。

60秒〜120秒⇒
火災検知器等により、火災地点が1分以内に検知され、非常時換気制御が
開始されます。
ジェットファンの回転をそれまでの風向きと逆方向へ制御することにより、トンネル内の風速を零に近づけます。

120秒〜180秒⇒
風速零化制御により、煙の拡散が抑制され、この間に利用者の避難時間が確保されます。

180秒〜240秒⇒
ジェットファンの回転を連続して制御しながら、熱と煙をトンネル天井部に停留させます。

WEBで簡単 1分診断 風速零化制御の火災時シミュレーション

ジェットファンの制御方式には、 『台数制御方式』 と 『インバータ制御方式』 があります。
(詳しくは換気省エネ診断のページを参照)
ここでは、対面通行縦流換気トンネルにおける想定火災時の換気制御について、
上記2つの制御方式を比較し診断します。
火災トンネル

火災条件

上記トンネル条件での、火災時換気運転開始後のシミュレーション結果はこちら↓
比較結果へ

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